鈍色 den/nibiiro








整う


強い陽射しに濃い影
低い窓は谷間に射し込むひかりのようで
夕暮れどき ああ、と思う一時を過ぎるともう影の中
灯りをさがす時間になる
影をながめて一日中


いつものこと
なんだかんだザワザワした思いのまま
大きな荷物を抱えてきては
これではなくてあれではなくてと

たくさんと思うことはザワザワとして
ちいさくちいさくと思うことがカサカサさせる

同じ時間ここにいることとひとと
ああ、まだ大丈夫と思う

なにかをするというよりも
散らばったなにかを
トントンと少しだけ整える時間を
もらっているのだなとまた思う。



また今度ねと言いあえることの出会いの嬉しさに。



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