鈍色 den/nibiiro








森の中
 やわらかにというのだろうか 
敷き詰められたユーカリの葉は踏みしめるほどにカサカサと音を立てて
歩くごとに感じる固さは 土の上ではない場所
ときおり顔をのぞかせている床の時間を経た表情が
また カサカサと音を立て緑の香りをつくる枝から離れたユーカリの絨毯によく似合っている。

………





つい 肌と言う肌から噴き出すような汗に首から手ぬぐいをさげてしまう
表参道から青山へ このあたりの夏独特の人波に逆らうように入った路地
案内をよく見れば見落とすわけはない と思いつつ 一度は立ち止り
入る前に「ここでよかった?」と通りからマンションの奥を覗き込む感じ。
でも今日は「麦わらさん」のような愛嬌のあるやつがおでむかえしてるから迷わない。

いつものドアを開けると別世界。森への入り口か。
いつもの床はユーカリでいっぱい 棚上の道具たちはどこかへ避暑に出かけたのか
木の実に姿を変えたり なんだか木の生えたのもある
ナルニアへの入り口はチェストのドアだったかな
毛皮のコートをかき分け奥へ奥へと進むと 床は落ち葉にそれとも雪に
ハンガーたちは冬枯れした木の枝にかわっていったんだっけ?
コートはかけわけなかったけれど 「はいいろオオカミの家」だからとすればそれもありか?

焼き締められた塊からすっくと立ち上がる植物たちは
限りなく水とともにある色を失くしながら
またあたらしい色を得たようにも見える。
時を経てやがて朽ち土へと帰っていくだろうに
とても静かでとても美しいもの。

色を失くしたと思ったなか
枯れて固くなった大きな花のなかにひそむように鮮やかな青
ちいさなちいさな綿塊 
聞けばその花の種なのだという。
生きているということ。次へ繋がるもの。

森の中と言わせるものは ユーカリの香りとともに
部屋の中心にある見上げるほどの大きな木
中ほどのほこらが向こう側へつながるトンネルになっていて
のぞきあう姿が笑を誘いつつ
ふっとだれもいなくなったそのトンネルは 
…もしやどこかにつながっているのでは?

天井からは花たちのシャンデリア
引出しがあるべきところなのか なんだかふしぎな実がのぞいていたり
なんとも不思議な小部屋に入ってしまった。

そんなはなし。






7月の展示は終わってしまったのですが引き続きも森の気配は残しながら
すてきな空間になっているようです。
残り少なですが 間に合えばお出かけにあるとおもしろいかもです。
 


flowers primitive presents summer green market


2012.08.01(wed) - 08.10(fri)
open 12:00 - 19:00


展示会(flowers primitive exhibition 1)の会場構成はそのままに、夏だからこそ楽しみたい植物の販売会。器/はいいろオオカミ・植物/primitiveといったコラボ商品をはじめ、暑い夏を乗り切るお供に・・様々な植物・鉢物をご紹介致します。













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街へ
 夏の街は誘惑と刺激が多い。

残念ながらきれいなお姉さんたちのことではなく(なくはないけれど)
saleの文字が踊る街
あと数日で秋の装いに変えてしまうギリギリの夏じたくの終わり
素材も色も冬が好きなんだと思うのだけど
つかみそうでつかめないもの
たぶん次には出会いそうにない いまだけのおまつりのようなかんじ
そんな中をおよいでいるのも嫌いではないのかもなんて思ってしまうのは
夏生まれのせいか それとも単に暑さにやられただけなのか…

目的地があったので足早にと思いながらも
ふだんでは入らないであろう店にもsale客にまぎれて
好きかも とも思ったけれど 「それらしく」なモノたちは もうごちそうさま

嶋田洋書に寄り道して充電
もちろん何が書いてあるかあいかわらず全然なのだけれど
写真集の棚には変わらない顔ぶれがならんでいて
家で眠っているものとか おおゴメンナサイ
昔手に入れられなかったもの けれどやっぱりいいのはいいなあとか

あのころモノクロの濃淡の奥を覗くように見ていた 
灰色の粒の 一粒づつまで
ところが最近オリジナルプリントを見てなんか違うなあと思ったら
自分の中では写真集のまますりこまれていたということに気付いた。
その写真家がいいと思っていたものの 背中に
焼き手がいたり 本や展示に関わるいろいろなひとの思いがあって
そのたくさんの手のさきの その一枚にであっていたということに気づいた

たくさんのモノには もうおなか一杯
なんて
そのさきの人がいることもなかったことにしてしまうのかななんて
夏休みだからのひとと日常のひととまじった祭りのような街に
埋もれながら考えてみたりした。(じっさい埋もれてしまいますのでね…)

さあ 目的地はまだこれから。





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携帯に残っていた2枚だけしか撮らなかったのこの春の桜




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阿佐ヶ谷散歩

阿佐ヶ谷の駅からも近いにぎやかな商店街のアーケードから

すこしだけ路地に入るとそこはありました。

そこがあるのは知っていていつかと思っていたところでしたが

もっと住宅地のなかの隠れ家のようなものを勝手に想像していたので

あまりにさりげないその様子に

「こんにちは」 

本当に近所にあるおうちに招かれたような感じ。

とってもやさしくて心地よくて でもとくべつな感じそれも心地よい場所ですね。


織り機が2台 色とりどり糸が並ぶ棚 

ワークショップの織の音も静かに ストーブからの優しい温もりもいい。

壁にかけられたストールやかばんたちも

ふんわりとやわらかくて やさしい色であったかい。

ここを作った人はこんなひとなんだろうな。

そんな空間がありました。


織もいいですね。

なんて やりたいことばかり増やしてもしょうがないな。

気持ちいいものつくっている人に会えること

うれしいです。ありがとう。

また 会いましょう。ゆっくり糸から織っていくように。











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10&100



行きたいなあ 行けますでしょうか?



DEE'S HALL 「10&100」

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「ちいさな額」
 




  • ●個展 「ちいさな額」
    12月9日(金)〜14日(水)
    11:00〜19:00(初日は13:00〜、最終日は17:00まで)
    場所/暮らしの工房&ギャラリー無垢里
    東京都渋谷区猿楽町20−4
    tel.03-5458-6991
    http://www.geocities.jp/mukuri_d/



    12月に入りました。                                              

    川口暮らふと のときにいただいたDMやっと出番ですね。


         

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夜道をアルク 携帯でアソブ

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1991 tokyo nakano
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